海外での資産運用に関心を持つ人は増えていますが、実際にどのように始めればいいのか知らない人がほとんどではないでしょうか、資産運用は最低限専門知識が無いと難しいため、海外となるとより知識が必要になるでしょう。今回はおすすめの始め方について、詳しく解説します。

国外での資産運用について

そもそも日本国内で資産を運用する場合は、大きなデメリットがあります。それは、日本そのものの経済成長が期待できないという点です。国内ではGDP成長率が0%前後となっており、これは10年以上この状況が続いているのです。今後も経済が発展していくとはあまり考えにくく、余程の転機が無い限りは衰退していくと予測されています。また、日本円の価値も、経済の衰退によって下がっています。円安の状況はここ数年継続しており、今後円高になる見通しが全く立ちません。

このようなデメリットを見てみると、国外で資産を運用することが、どれほどメリットがあるのか考えやすいのではないでしょうか。投資商品の利回りは国によってさまざまですが、アメリカやイギリスなどいずれの後進国は高い傾向にあります。日本人だからと言って、国内での運用に縛られる必要はないため、改めて活動方法を考えた結果、国外に注目する人が多いのです。

おすすめの始め方

まずは基本的な始め方として、海外の投資商品を購入しましょう。これは国内からでも購入できる商品もあるので、逐一海を渡って取引をする必要はありません。ライフスタイルに左右されることなく、安心して取引を始められます。商品は外国株式、投資信託、外貨貯金などがあります。中でも外国株式の場合は、日本の証券会社を通して購入できるため、初心者には特におすすめの方法です。一部の企業では新興国の株式も取り扱っており、興味がある人は気軽に商品を購入できるでしょう。

今後発展が期待できる国の株式を手に入れておけば、数年後に大きな利益を得られるかもしれません。また、海外不動産を購入するのもおすすめです。経済成長をしている国は、今後不動産の価値がアップすると考えられるため、今のうちに購入しておけば将来利益になるかもしれません。このように、比較的わかりやすく、初心者でもリスクが少ない始め方を選ぶとよいでしょう。

注意点について

特定の商品や国などにこだわりすぎると、自分が想定していなかった問題が発生することで、大損してしまう可能性があります。できる限り偏らないように意識しながら商品を保有しておけば、万が一ある国で問題が起こっても、他の国の商品でカバーが可能になるでしょう。

また、国外で資産を運用する場合は、常に情報を収集する必要があります。具体的には世界情勢など、日本のことに限らずアンテナを張るということです。しっかり情報を得ていれば、どこの国で商品を購入するのが良いのか、今後経済成長していくことに期待が持てるのかなど、正しく判断しながら取引できるでしょう。まずは視野を広げることを意識してみてください。